2024年04月01日

邦楽サロン 別会

image0.jpegimage1.jpegimage2.jpeg「庭村の邦楽サロン別会〜白拍子と長唄〜」
無事に終わりました。



色々と冷や冷やドキドキすることはありましたが(笑)出演者、スタッフの皆さんのお力で無事に終える事が出来ました。ありがとうございました!
今回、白拍子の歌舞「水猿曲(みずのえんきょく)」と長唄「島の千歳」をどうしても取り上げてやりたかった企画でした。
現代の白拍子であり、研究をされている桜井真樹子さんに色々と相談させて頂いて、「白拍子について」解説並びに「水猿曲」の実演をして頂きました。また「水猿曲」の鼓を桜井さんと望月左太助さんにお願いして、今回、一調だけの手を附ていただきました。とても興味深く素敵な演奏、作品になりました。



その後に、「水猿曲」の歌詞をそのまま引用した長唄の「島の千歳」の演奏ということなりました。

今回の企画に思ったよりも、随分と興味を持って下さったお客様が多く、とても嬉しかったです。
また、改めて構成してサロンで出来たらと思ってます。



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posted by 塩原庭村 at 03:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年03月26日

稽古場にて

image0.jpegimage1.jpeg本日は、地方の出稽古から谷中の稽古となりました。東京は、この雨でしたが、皆さん遠くからも休まず通って来てくださって有難いことでした。
皆さん、今月中に現在稽古している曲を仕上げて、4月からは新しい曲に入るそうで頑張ってます!
今日は、久しぶりに応援にデンちゃんが稽古場に来てくれました。



偶々今日、出稽古先のお宅で仙涯和尚の軸を見せていただいたのですが、谷中の稽古場に置いてある加藤郁呼さんの「俳諧誌」をペラペラとめくっていたら、仙涯の句あり、



古池や芭蕉飛びこむ水の音

仙涯らしい(笑)
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2024年03月25日

邦楽サロン別会研究会「白拍子と長唄」

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今月31日(日)14時より、六本木 松伯堂D o zホールにて. 別会研究会「塩原庭村の邦楽サロン〜白拍子と長唄〜」を開きます。
能や歌舞伎、邦楽の作品の中に登場する、平安時代に活躍した女性の芸能者「白拍子」。

白拍子とは、どんな人だったのだろうか?
どの様な芸能をもって活躍していたのか?
その出立(装束)や歴史上の白拍子など、
現代に生きる白拍子として活動、研究をされている桜井真樹子さんを迎えて、お話しを伺いながら、白拍子の歌舞「水猿曲(水の白拍子)」の実演、また今回の「水猿曲」、白拍子を題材にした長唄「島の千歳」を邦楽長唄研究家の中村篤彦さんとの対談、解説と共にご覧頂きます。
大変、面白い企画です。ご興味がございましたら是非是非お運び頂けましたらと思います。

3月31日(日)開場13時半/開演14時

Dozホール
東京都港区西麻布1-5-11松伯堂医院2階

チケット 予約3500円/当日4000円

お問い合わせ
オフィス テイソン  09085162923
(または、こちらのメッセージでも受付ます)
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2024年03月23日

追悼の達人

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今月は、仕事場や移動の車中で読もうと、部屋に積んであった何冊かを持って出掛けています。
これ、面白い。今日は「正岡子規」の章。


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posted by 塩原庭村 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年03月22日

凄いね

image0.jpegこの本が文庫になるなんて!
凄いなぁ。ありがたいです。



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posted by 塩原庭村 at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年03月10日

根津美術館にて

image0.jpeg先日、根津美術館で観た井戸茶碗がとても残りました。
「井戸」高麗茶碗の代表的な一つですが、慶尚南道昌原市の熊川窯が生産地の一つと言われています。今回観た、この「柴田」(重文 朝鮮時代・16世紀 根津美術館 蔵)のように高台から口縁へ直線的に開く形が「青井戸」の特徴との事だそうですが、淡く、とてもやさしい、端正な品のいい姿が美しい。




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posted by 塩原庭村 at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年03月08日

庭村の邦楽サロン 〜長唄と白拍子〜

image0.jpegimage1.jpeg久しぶりに3月31日14時より、六本木のDo zにて邦楽サロンの別会として自分の研究会を開きます。
歴史上の白拍子とは、
白拍子の芸能とは
長唄の中に描かれた白拍子の作品とは。

現代の白拍子として活動され、研究家でもある桜井真樹子さんを迎え、お話しを伺いながら、装束や白拍子が舞ったと言う歌舞「水の白拍子 水猿曲」の実演をご覧頂き、また、邦楽、長唄の研究家 中村篤彦さんとの対談と、長唄に唄われる白拍子の曲「島の千歳」の解説と、演奏をお聴き頂きます。
大変贅沢な会になるかと思います。
是非是非お運び頂けましたらと思います。





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posted by 塩原庭村 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年02月23日

三囲詣

image0.jpeg今日は、お弾き初めに呼んで頂きました。
雨の中ではありましたが、とてもあたたかい素敵な会で大変な盛会でした。

今回、プログラムの中に「雨乞其角」がありました。二十代だったでしょうか、杵屋吉十郎師のラジオの録音で並ばせて頂いたのが初めてでした。
久しぶりに唄わせて頂きました。

此御神に雨乞する人にかはりて
遊ふた地や 田の見めぐりの 

と向島にある三囲神社に宝井其角の「ゆふたちや」の句碑を見たことがありますが、
 元禄6年は大変な干ばつだった様で、秋の収穫を心配して困りきった村の人々は三囲神社に集まって雨乞いをしていた。その時に、ちょうど三囲神社に詣でた其角が、このありさまを見て、雨乞いの故事にならい、この句を詠んだといわれています。
 其角自選句集に「牛島三遶の神前にて 雨乞するものにかはりて 夕立や田を見めくりの神ならは  翌日雨ふる」とあり、翌日に早速効果があったとの事で、宝井其角が雨乞いをするものに代わって三囲神社で詠んだとされる句で、翌日に雨が降ったことから、雨乞いの句と呼ばれています。五・七・七の冒頭に「ゆたか」の三字を織り込み、豊作の祈りが込められているとのことです。
 宝井其角(1661 〜 1707)は、松尾芭蕉(まつおばしょう)の高弟で、蕉門の俳人です。「晋」とは其角の俳号の一つ「晋子」を示します。

面白いもので、本日、唄いました「菖蒲浴衣」の中にも「五月雨や傘につけたる小人形」、「晋子が吟もまのあたり」とまさに其角の句が出てきました。

また、桜が咲く頃に三囲詣でをしてみたいと思います。




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posted by 塩原庭村 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

入相桜

image0.jpeg今日は、先輩にお話しを頂きまして「何かこれからの季節のものを」と言うことで、古径のイメージから「入相の桜」と言うテーマで「紀州道成寺」と「賎機帯」のダイジェスト版ですが相談させて頂いて、その物語と長唄を唄わせて頂きました。
今回は、素の演奏と言うことでしたので、演出として笛一管の新たに手を附けて頂きました。
お運び頂きました皆様、思いのほか喜んで下さった様でホッとしました。
ありがとうございました。





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posted by 塩原庭村 at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年02月18日

花粉症の中で

image0.jpeg今週は、随分と花粉症で苦しみました。
この様な時に不思議と舞台が続きます。
ちょっとストレスが溜まって来た様です。
バランスをとりながら、来週末まで続く舞台をなんとか頑張りたいと思います。
今日は、浅草で荻江節の舞台がありました。
相変わらず進歩なく、至らない舞台でしたが、勉強させて頂きました。




明日は、賎機帯の独吟の舞台です。
この春は、賎機帯を随分と唄わせて頂きます。
 
どうぞ宜しくお願い申し上げます! iPhoneから送信
posted by 塩原庭村 at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記