2022年08月16日

よろこびもかなしみも

image0.jpeg よろこびもかなしみも月にもどりけり



                  

早や、送り盆となりました。
今年も、春から随分とお世話になりました方や仲間との別れが続きました。
なんだか淋しいのか、悲しいのかさえもよくわからない時間ばかり流れ過ぎて行くのを、ボーっとみている様な、そんな中にいましたが、
お一人、お一人に感謝して、こちらからお送りしました。



これから舞台が続きますが、感謝して勤めて生きたいと思います。 iPhoneから送信
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2022年08月13日

書道博物館にて

image0.jpegimage1.jpeg今日は、仕事の前に根岸の書道博物館へ出かけた。




洋画家、書家であった中村不折のコレクションの中から、中国の楷書に焦点をあて、楷書が完成するまでの過程を時代ごとに紹介すると言う内容でとても面白かった。中でも拓本ながら

九成宮醴泉銘 欧陽詢筆

孔廟堂碑 虞世南筆

は気高く美しい書で暫く立ち止まって見入ってしまった。
他にも、敦煌やトルファンなどから出土したという肉筆の楷書など、美しい楷書を見ることが出来て只々眼福でした。
そして、不折の書はいつ見ても穏やかで好きなのです。
鴎外先生も不折の書が好きで、随分と影響された様で、その書も展示してあって面白かった。



不折の「楷書千字体」が欲しくなりました。

今日は、行った時間帯がよかったのか、一人貸切状態で何とも贅沢な時間になりました。

あとの仕事もスムーズにトントンと運び、最後は身体のメンテナンスまで出来て、今日も充実した一日でした。

ありがとうございました!


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2022年08月12日

圓朝

image0.jpegimage1.jpegimage2.jpeg燈心に照らせ唐黍唐がらし
                 圓朝

今日は三遊亭圓朝の「圓朝忌」だそうで、「圓朝座」へお誘い頂いて、谷中の稽古場のお隣の全生庵様へ。
鈴々舎馬桜「緑林門松竹」、柳家三三「鰍沢」両師匠の噺を伺いました。



圓朝の噺の中でも「鰍沢」はとくに好きな噺でしたので嬉しく、高座横の床には 河鍋 暁斎筆という圓朝肖像の軸まで取合わせてあって、久しぶりにじっくり落語を堪能しました。
この様なお座敷や寄席で聴く落語が一番贅沢な感じがします。



今日は、色々なご縁を頂いて、帰りにはご縁を頂いた皆さんと冷たいビールをたっぷり飲んで帰ってきました(笑)

久しぶりにゆったりした、嬉しい一日になりました。

ありがとうございました。

明日からまた頑張ります!
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2022年08月09日

ご挨拶

image0.jpeg

本当に暑い暑い毎日ですね。
酷暑お見舞い申し上げます。

舞台もお稽古場もコロナや熱中症の方が続きましてドタバタしております毎日ですが、

大変お待たせいたしました!
下北沢アレイ「庭村の邦楽サロン」
秋からの予定が決まりました。
詳細は後程blog、Facebookにて
取り急ぎご案内申し上げます。

 

11月30日(水)6時開演

「邦楽 縁は異なもの不思議なもの」
           
長唄「黎明」他



12月8日 (木) 6時開演

「 庭村の邦楽夜ばなし 」
          
    〜芝居の音、寄席の音、街の音〜

       

          
素敵なゲストを迎えて、トークと演奏をお楽しみいただきます。毎回盛り沢山のプログラムで今から楽しみです!是非是非お誘い合わせのうえ、お運び頂けましたらとお待ち申し上ております。

お問い合わせ
オフィス テイソン 
09085162923 iPhoneから送信
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2022年07月27日

この中で

image0.jpegimage1.jpeg昨日の演奏会も無事に終わりました。舞台も客席も大変しっかりと対策の整った会で、この中で出演者、お客様も安心して伺えました。とても勉強になりました。
演奏会では、久しぶりに「竹生島」を唄わせていただきました。






とても好きな曲でしたので嬉しかったです。

今日は、東京のお盆に伺えなかったお墓参りへ行って参りました。
これから西行の稽古へ西の方へ出かけてきます(笑)
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2022年07月06日

秋の長唄コンサート「一陽来復」

image0.jpeg今年に入って、PARCO劇場の楽屋だったか、鉄九郎の兄さんから「九月四日、ホール押さえてあるけど何かやったら?」と言う話しを頂いて、その場で話しがトントンと進んで、その時に繋がったた皆さんと会を開く事になりました。
さて、どんな会にしようか、会の名前はどうしようかと、今回のメンバーの穂積さんに相談しましたら、
「このコロナ禍でしたしたから、悪いことが続いた後に運が開ける、好転すると言うことを皆さんと願って「一陽来復」なんてどうでしょうか。」ということで、





       長唄の楽しみ

「一 陽 来 復 」

〜秋の長唄コンサート〜

となりました。秋の長唄コンサート。
どんな会になるか、今から楽しみです。
皆様、是非是非お運び頂けましたらと思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます! iPhoneから送信
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2022年07月05日

image0.jpeg
昨日、今日と唐木田、谷中 の稽古と続きました。ちょっと、この夏の気候に早くも身体がついて行けてない様できついですが、お弟子さん皆さん、元気で通って来てくださいます。
なんとか負けずに頑張らねばと思っております。

稽古中に衣装屋さんから連絡が入って、頼んであった帯が出来たと言うので、稽古の帰りに仕上がりを見に行ってきました。



とてもいい仕上がりで嬉しかったです。
最近は、長い間お願いしていた仕立師さんや衣装さんが、お年や、このコロナで皆さん引退してしまったりして本当に困ってました。
帯の専門のお店にも幾つか仕立てをお願いしたのですが、納得がいく仕立て、物にはならなかったのです。
今回、いい仕立て師さんに巡り会えてよかったです。
これから、秋に付けるのが楽しみです。

ありがとうございました! iPhoneから送信
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2022年06月30日

胡蝶の夢の

image0.jpeg今日から、長唄の「新曲胡蝶」の稽古をと稽古に伺いました。この曲ば、大学の時に恩師 市川春子先生が唄の意を細かくお話し下さいました。
数年前に、自分の会で唄ったのが初めてでしたが、それっきりになってしまっていました。
秋にもしかしたら唄う事があるかも知れないので、今から、改めて稽古をしておこう思いました。

  夢にや人の遊びけん、蝶や人とはなりにけん

夢の中で蝶としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも実は夢でみた蝶こそが本来の自分であって今の自分は蝶が見ている夢なのか、という荘子の「胡蝶の夢」の説話からこの曲の題材は取られている様で、荘子の「無為自然」が長唄になった様に勝手に感じてますが(笑)
大変、唄も三味線も難しいですが、その世界の中にある意を穏やかに、豊かに、美しく、面白く唄えたらといいなぁと思って稽古いたします。
とても好きな一曲です。



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胡蝶の夢の

今日から、長唄の「新曲胡蝶」の稽古をと稽古に伺いました。この曲ば、大学の時に恩師 市川春子先生が唄の意を細かくお話し下さいました。
数年前に、自分の会で唄ったのが初めてでしたが、それっきりになってしまっていました。
秋にもしかしたら唄う事があるかも知れないので、今から、改めて稽古をしておこう思いました。

  夢にや人の遊びけん、蝶や人とはなりにけん

夢の中で蝶としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも実は夢でみた蝶こそが本来の自分であって今の自分は蝶が見ている夢なのか、という荘子の「胡蝶の夢」の説話からこの曲の題材は取られている様で、荘子の「無為自然」が長唄になった様に勝手に感じてますが(笑)
大変、唄も三味線も難しいですが、その世界の中にある意を穏やかに、豊かに、美しく、面白く唄えたらといいなぁと思って稽古いたします。
とても好きな一曲です。

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2022年06月26日

ゆったりと休日

image0.jpegimage1.jpegimage2.jpeg今日は、お稽古がキャンセルになったので、午前中早めに家を出て、渋谷の松濤美術館の「津田青楓〜図案と、時代と、〜」と言う企画展へ。



学生時代に、下宿をしていた谷中の部屋の団子坂下に森共弘さんと言う昔ながらの画商のおじさんの店があった。
外から見ると、店というよりかは沢山の作品のが無造作に積み重ねられていて絵もさることながら、中が全く見えない、店というよりかは足の踏み場のない倉庫の様な店だった。
森のおじさんと呼んだ、このおじさんに随分と可愛いがってもらって、絵画の世界を教えてもらった。なかでも、熊谷守一の書画や木村荘八の油絵や濹東綺譚の挿絵の原画集。そして棟方志功や芹沢圭介の肉筆画など作品を観ながら画家や作品について、本当に色々と教えてくれました。眼福至福な時間でした。そのおじさんから、「これはね、一つ勉強で持っとくといいよ」といくつかの作品を譲ってもらったものがありました。その中に、津田青楓の書がありました。僕が津田青楓を知った.それが初めてでした。

津田 青楓(つだ せいふう)1880- 1978)は、
画家、書家、随筆家、歌人。良寛研究家としても知らる。夏目漱石には晩年の5年ほど油絵を教え、また友人として親交を深め、漱石の『道草』『明暗』や森田草平の『十字街』などの装丁を手がけた。

「漱石にね、油絵を教えた先生でね、書も能く書かれた。面白い中々いいもんだよ」と「寿」となんて書いてあったか(笑)、漢詩の様なものを書いてある作品を貰った。早速、額を誂えて正月や吉日の玄関や稽古場に掛けていましたが、まだ、その書の良さや面白さがわからなくて、下宿から出る時に引越し代の一部と消えてしまった。(笑)
今回は、書の展示はなかったけれど、様々な青楓の作品を観ながら、森のおじさんの顔が思い浮かんできて、懐かしく嬉しい展覧会だった。
美術館を出ると丁度、お昼だったので蕎麦でも食べようと道を抜けて歩いていると、気になっていた映画のポスターが目に入った。

ヤン ヨンヒ の最新作「スープとイデオロギー」



上映時間がピッタリ合った!

年老いた母が、娘のヨンヒにはじめて打ち明けた壮絶な体験。
この映画を観れてよかった。

少し休もうと、久しぶりにライオンへ寄った。

店に入ると、カザルスの「鳥の歌」が流れ出して、思わず号泣しそうになった。
疲れてるのか、そのまま1時間も爆睡してしまった。
しかし、この店のいいのは、目が覚めてまわりのテーブルを見渡すと、大半の人たちが同じ形で寝ているところだ。
思わず笑ってしまった(笑)

今日も暑かったけれど、ゆったりとしたいい休日でした!
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2022年06月18日

六月アレイ 「庭村の邦楽サロン」

image0.jpegimage1.jpegimage2.jpeg
本日、6月下北沢アレイ「庭村の邦楽サロン」無事に終わりました。お運び頂きました皆様ありがとうございました。



今回は、「吉原へご案内!」と言うことで、大道芸研究家、浅草雑芸団代表の上島敏昭さんをお迎えして、江戸の吉原について色々とお話しを伺い、今は消えてしまった、江戸の町、吉原の中で聴こえた「吉原細見」の売り声を再現して頂きました。



また、吉原を題材にした長唄「供奴」「吉原雀」他をゲストに杵屋彌太郎さん、杵屋五三吉次さんを迎えて演奏して頂きました。大変貴重な贅沢なサロンになりました。



お客様も大変喜んでくださいまして、早くもアンコール、また第二弾を!と言う声を皆様から頂きました。 秋に向けて頑張って企画して行きたいと思います。
ありがとうございました!

次回、アレイの邦楽サロンは10月からを予定して企画を考えております。またご案内お知らせいたします。
どうぞお楽しみに!
posted by 塩原庭村 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年06月15日

古曲、小唄の名人

image0.jpegimage1.jpegこのコロナ禍に、自分の自由な時間が出来て、改めて荻江節や小唄の稽古、勉強をするご縁を頂てます。なんだか最近は毎日のように学生時代に、その演奏に魅かれて集めたレコードや音源を稽古や仕事の合間に聴く様になりました。



先日も、お師匠さんのお稽古に伺った折のお話しの中に「あなたの唄は、荻江だけじゃなくて宮薗、一中、河東節なんか本当に唄も三味線も勉強になるから、昔のレコードを探して一生懸命に聴いて勉強するといいわね、水野先生や金子先生は本当に素晴らしいから」と言われて、やっぱりそうなのかと。
学生時代に、その唄、その三味線に魅かれて集めた古曲や小唄のレコードや音源は、殆ど宮薗千寿(水野はつ)宮薗千恵、都一千恵(金子千恵子)や都一広、一梅、河東河良、千紫千恵、吉村柳というものでしたのでした。



ここ数年、皆様から小唄の稽古をとご要望があり、色々と勉強し直して皆様にと思っておりますが、私は、この一枚、この二人の藝を目標として精進していきたいと思っています

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posted by 塩原庭村 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年06月12日

稽古会

image0.jpeg今日は、三年振りにお弟子さんの勉強会をいたしました。勉強会といいましても谷中のお弟子さん数人の小さな稽古会の様なものでしたが、久しぶりに皆さん顔を合わせて、今、お稽古している曲を一人で唄いきってもらいましょう!と言うことで、
一人、独吟で唄って頂きました。普段一人で唄うことがありませんから、随分と緊張されていた方もいらっしゃいましたが、皆さん自分の番になりますと、堂々として立派に格闘?健闘?してらっしゃいました。
最後は、「先生、緊張しましたが楽しかったです!」とのお言葉を頂きましてとても嬉しかったです。
まだまだ、各お稽古場も元の様に戻っておりませんが、皆さん長唄や邦楽を楽しんでお稽古して頂ける
新しい形のお稽古を、来月から始めてみたいと思っております。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら是非是非、お問い合わせ頂けましたらと思います。
お稽古のご案内、詳細は近々。

今日は充実した一日でした。

ありがとうございました。



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2022年05月26日

廓の参考書

image0.jpeg今日は、稽古の合間に頼まれている構成台本の資料を探しましたが、必要な資料が見つからず困りました。引越しの折に、これからは図書館や資料室へ通えばいいのだからと、集めた資料や書籍は殆ど図書館に引き取ってもらったり整理してしまいましたが、いざと言う時に閲覧出来なかったり、見つからないと言う、何ともイライラいたします。

自宅の物置にでも無いかと探してみたら、何冊か参考になりそうな本が出てきました。



中でも、学生時代に買った中村芝鶴著「遊郭の世界」。これは、歌舞伎との関わり、遊女の風俗、風習など解りやすく書かれていて、学生時代は参考書の様に読んでいた大変面白い一冊です。
まだ、何冊か出てきましたが、本にも色々と思い出がありますね。しばらく物置で懐かしい時間を過ごしました(笑)
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2022年05月22日

庭村の邦楽サロンのお知らせ

image0.jpeg    6月 下北沢アレイホール

 「 庭村の邦楽サロン 」のお知らせ

6月の邦楽サロンは、お客様からのご要望が多かった「廓〜吉原の世界」と言うことで長唄の中に描かれる廓、吉原へご案内いたします。



ゲストトークには、浅草雑芸団の上島敏昭さんを、演奏は、三味線方 杵屋彌太郎さん、杵屋五三吉次さんをお迎えして「供奴」 「吉原雀」をお楽しみ頂きます。
大変贅沢な時間となりそうです。
是非是非お運び頂けましたらと思います!

 6月17日(金) 下北沢アレイホール
   15時半開場/18時開演
 入場料 3000(前売)/3500(当日)

お問い合わせ

 オフィス 庭村 09085162923
メール     mail@37ro.com
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2022年05月15日

充実の

image0.jpegimage1.jpeg今日は、一日休みがとれて、運良く観たかった京橋の国立アーカイブの「発掘された映画たち〜林又一郎コレクション」の上映会のチケットが取れた。歌舞伎役者 林又一郎の撮った初代鴈治郎をはじめ、梅玉、延若、十五代の羽左衛門、六代菊五郎の貴重な映像コレクションを観ることができた。



その前に1899(明治32)年に九代目市川團十郎、五代目尾上菊五郎の至芸を記録した『紅葉狩』も。日本人によって撮影された現存する最古の日本映画だそうで、学生の時に何処で観た覚えがありまささたが、2006年に日活株式会社から受贈した可燃性35mm白黒デュープネガは、2009年に映画フィルムとして初めて国の重要文化財の指定を受け、最初のデジタル復元が実施され、今回の新たな復元では、現存するフィルムの中では唯一赤色に染色された画質の極めて良好な『紅葉狩』の35mm可燃性ポジを主素材として、その欠落部分を『紅葉狩』(日活版)で補うことで、最長版を作製したとのこと。

次に又一郎コレクションは、初代中村鴈治郎の長男林長三郎(のちの林又一郎。林与一の祖父)が撮影、かつて所持していた原版フィルム51本が発見された。三回忌に『中村鴈治郎 舞台のおもかげ』(1937)として編集されたフィルムが松竹大谷図書館に保存されているが、その原版の多くを含んでいる。道頓堀の王者だった初代鴈治郎の円熟期に撮影されたプライベートフィルムから、その芸とスケールをうかがうことができる。 
中でも、
河庄[心中天網島](51925. 6. 中座(出)初代中村鴈治郎、七代目市川中車、初代中村魁車や
盛綱陣屋[近江源氏先陣館]
1928. 6. 中座(出)初代中村鴈治郎、二代目実川延若、四代目市川市蔵、林長三郎、林敏夫
は鴈治郎のリアルなど芸と延若の芸の大きさに感動した。
そして六代目菊五郎の寺子屋[菅原伝授手習鑑]の松王。
1933. 6. 大阪歌舞伎座(出)初代中村鴈治郎、六代目尾上菊五郎、六代目大谷友右衛門、
「春興鏡獅子』。小津安二郎の『鏡獅子」とは全く違う印象で、無音ながら、六代目の芸に身を乗り出して、只々感動と興奮の映像だった。
他に橘屋のかさね[色彩間苅豆]
1931. 6. 中座(出)十五代目市村羽左衛門、六代目尾上梅幸、五代目清元延寿太夫
美しい舞台だった。
全て無音、無声でしたが上映中は早稲田大学文学部教授の児玉先生による実況解説があって、とても充実した上演会だった。

興奮冷めぬまま、天理ギャラリー「中国古典名品展」へ。



時間からか、一人貸切状態で国宝7「南海寄帰内法傳」や「乾隆銅板画」など一つ一つゆっくり見ることが出来て、何とも贅沢な時間だった。

今日は、全てのタイミングが、うまく流れる様に
合って充実した休日となりました。
感謝々でございます。

ありがとうございました!、 iPhoneから送信
posted by 塩原庭村 at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月14日

5月 下北沢アレイ「庭村の邦楽サロン」

image0.jpegimage1.jpegimage2.jpeg昨日は、下北沢アレイ 5月「庭村の邦楽サロン」でした無事に終えることができました。ありがとうございました。



本日のプログラム「あやめ浴衣」と「五月雨」との取り合わせか、朝から五月雨の一日となりました。
雨の中にお運び頂きまして誠にありがとうございました。



今回は演奏の他に、ゲストの穂積大志さんに菖蒲浴衣について、杵屋浅吉さんには、五月雨の作曲者 四世杵屋佐吉師のお話しを伺いました。大変貴重な 、また楽しいひと時をいただきました。



ありがとうございました。

さて、来月も長唄をたっぷりお楽しみ頂きます。
来月6月17日(金)の邦楽サロンは、皆様からご要望の多かった、「吉原・廓の世界特集」の第一弾「吉原へご案内」です!
ゲストに上島敏昭さんにご出演頂きまして、吉原、廓に聞こえた様々な「声」のお話しを伺います。また演奏家のゲストとして、杵屋彌太郎さん、杵屋五三吉次さんを迎えて「供奴」 「吉原雀」他、長唄の中に描かれた吉原・廓の世界をお楽しみ頂きます。

是非是非.お運び頂けましたらと思います!
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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2022年04月24日

4月下北沢アレイ 庭村の邦楽サロン

image2.jpegimage0.jpegimage1.jpeg四月の「庭村の邦楽サロン」無事に終えることが出来ました。ありがとうございました。



今回は、山田流箏者 伊藤ちひろさん、上原真佐輝さんを迎えて、長唄 晴天の鶴、箏曲 熊野をお楽しみ頂きました。



箏曲の熊野の世界、作曲者の山田検校のお話や箏曲山田流の特徴など、わかりやすくお話し頂きました。
今回の山田流箏曲「熊野」に、私もお役を頂いて唄わせて頂きました。皆様と共にとても充実した楽しい時間を過ごさせて頂きました。



今回、福岡や富山からわざわざお運び頂いたお客様ありまして只々感謝申し上げます。
ありがとうございました。

さて来月は、5月13日! 長唄をたっぷりと!
是非是非お運び頂けましたらと思います。
お待ちしております。
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2022年04月20日

4月 庭村の邦楽サロン

image0.jpeg今週金曜日の下北沢アレイ77「庭村の邦楽サロン〜熊野の物語〜」



予定客席数満席となりました。
まん防止があけましたので、数枚ですが当日券をご用意しております。ご希望の方がいらっしゃいましたら当日13時迄にお問い合わせ頂けましたらと思います。

お問い合わせ

オフィス庭村 09085162923

ありがとうございました。

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2022年04月15日

平家物語

image0.jpeg
昨日の勉強会で、各専門の先生方や関係者の方々からお話しを伺い、また貴重な資料を拝見させて頂いて、平家物語の世界から発展、展開していく様々な芸能や作品の深さ、面白さを知ることが出来ました。
今回の勉強会にお招き頂いて、お陰様で来週の邦楽サロンの演奏が楽しくなりそうです。只々感謝でございます。
ありがとうございました。

まん防もあけましたので、サロンの席数も少し増やそうと思います。ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

     「 庭村の邦楽サロン」

〜 熊野のものがたり 〜

箏曲  熊 野  
              ほか

4月22日午後18時開演 下北沢アレイホール

お問い合わせ
   オフィス庭村  09085162923
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