
今日は、久しぶりに休みが取れたので、調べ物も兼ねて、一度観てみたかった松永永耳庵旧蔵の片桐石州の茶杓を観に国博へ。平日の早い時間なのに本館は海外からの人で賑わっていましたが、お目当ての展示室は一人でゆっくり観る事が出来た。
江戸時代前期の大名茶人である片桐石州による付茶約。
白付を用てやや細身にすらりと削られて洗練された姿。銘は「稲羽州サマ」
と宛名を記した贈り筒が添えてある。出要の大名茶人・松平不味が所持し、のちに広宣麗(安左エ門)の愛蔵品となったもの。いいものが拝見できました。
いい一日でした。
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