2024年11月02日
11月「塩原庭村の邦楽サロン」のご案内
11月25日
「塩原庭村の邦楽サロン
〜月に寄せて 長唄 時雨西行〜」
下北沢アレイホールにて 19時開演
花や月をこよなく愛した平安末期の歌人 西行。
もとは、。佐藤義清と名乗り御所の北側を警護する、院直属の部隊「北面の武士」に選ばれ、武士としても実力は一流で、武勇に秀で歌をよくした。
義清は「北面」というエリート・コースを捨て、22歳の若さで出家し、西行と名を改める。
「新古今和歌集』には最多の94首が入選している。華やかな宮廷を舞台にした歌人ではなく、山里の庵の孤独な暮らしの中から歌を詠んだ。
その西行の物語の中に「江口の里」と言う話しがあります。
西行の旅の月日はいよいよ長く、都を後にして、秋もいつしか過ぎ、冷たい時雨の降るなか江口の里に到着した。
西行法師は冷たい時雨に耐えかねて、ある粗末な家の軒にたたずみ、一晩の宿を願い出た。
その家の中から主と見えし遊女が…
この後、西行は見た不思議な体験とは
長唄の名曲「時雨西行」をたっぷりお楽しみ頂きます。
ゲストに、三味線方な東音 田口拓さん、東音 坂田舞子さんを迎えて。長唄の中に描かれた西行の物語をお楽しみ頂きたいと思います。
是非是非、お運び頂けましたらと思います。
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