今日は谷中の稽古を終えて、来月唄う「えにしの橋」の稽古を付けて頂きました。
歌川国貞の芝居絵で、
「夢結蝶鳥追」(ゆめむすぶちょうにとりおい)が残ってます。
この芝居、実際にあった事件を材にして作られたものらしいですが、
吾妻橋のふもとで、源三郎が雪駄をなおさせているところに、二人の女太夫が通りかかり、源三郎がおこよを見初めるという場面。
このあとに長五郎の取り持ちで恋が始まる。この時代は身分違いの者同士の結婚は禁じられていたので、おこよの身分を改ざんして夫婦になるが、のちに露見し、源三郎はお家没収の上死罪となる。
この劇中、見初めのところで唄われたとの事で、曲の解釈を伺いながら稽古して頂いているうちに、短い曲ですが、風情のあるいい曲だなぁと、今日稽古をして頂いて好きになりました。どこかでやりたいと思います(笑)!
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2024年09月10日
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