今日は、谷中の稽古日でした。
本堂脇の紫陽花が華やかに咲いていていました。
先週、見つけた加藤郁乎さんの「俳諧志」を稽古場に置いて、お弟子さんを待つ時間に少しずつ読み始めましたが、芭蕉をはじめ蕪村や杉風、井原西鶴、紀伊國屋文左衛門などなどの俳人を紹介しています。今日は、谷中近く鶯谷に居していたこともある江戸琳派の酒井抱一を選んで読んでみた。ちょっとした逸話や外来語を多く使った俳句が面白い。
それぞれ紹介されている人物が5ページ程にまとめられているので、稽古の合間に一人づつ読んでいけるのが嬉しく楽しい。
この本の装丁も好きですね。本のケースから出したこの表紙の色は、何か意味するもののイメージがあるのかな。郁乎さんがいたら聞いてみたかったですね。
紫陽花やビードロ吹きが橡の先
抱一
2023年06月13日
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