
数年前に、自分の会で唄ったのが初めてでしたが、それっきりになってしまっていました。
秋にもしかしたら唄う事があるかも知れないので、今から、改めて稽古をしておこう思いました。
夢にや人の遊びけん、蝶や人とはなりにけん
夢の中で蝶としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも実は夢でみた蝶こそが本来の自分であって今の自分は蝶が見ている夢なのか、という荘子の「胡蝶の夢」の説話からこの曲の題材は取られている様で、荘子の「無為自然」が長唄になった様に勝手に感じてますが(笑)
大変、唄も三味線も難しいですが、その世界の中にある意を穏やかに、豊かに、美しく、面白く唄えたらといいなぁと思って稽古いたします。
とても好きな一曲です。
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