2022年06月26日

ゆったりと休日

image0.jpegimage1.jpegimage2.jpeg今日は、お稽古がキャンセルになったので、午前中早めに家を出て、渋谷の松濤美術館の「津田青楓〜図案と、時代と、〜」と言う企画展へ。



学生時代に、下宿をしていた谷中の部屋の団子坂下に森共弘さんと言う昔ながらの画商のおじさんの店があった。
外から見ると、店というよりかは沢山の作品のが無造作に積み重ねられていて絵もさることながら、中が全く見えない、店というよりかは足の踏み場のない倉庫の様な店だった。
森のおじさんと呼んだ、このおじさんに随分と可愛いがってもらって、絵画の世界を教えてもらった。なかでも、熊谷守一の書画や木村荘八の油絵や濹東綺譚の挿絵の原画集。そして棟方志功や芹沢圭介の肉筆画など作品を観ながら画家や作品について、本当に色々と教えてくれました。眼福至福な時間でした。そのおじさんから、「これはね、一つ勉強で持っとくといいよ」といくつかの作品を譲ってもらったものがありました。その中に、津田青楓の書がありました。僕が津田青楓を知った.それが初めてでした。

津田 青楓(つだ せいふう)1880- 1978)は、
画家、書家、随筆家、歌人。良寛研究家としても知らる。夏目漱石には晩年の5年ほど油絵を教え、また友人として親交を深め、漱石の『道草』『明暗』や森田草平の『十字街』などの装丁を手がけた。

「漱石にね、油絵を教えた先生でね、書も能く書かれた。面白い中々いいもんだよ」と「寿」となんて書いてあったか(笑)、漢詩の様なものを書いてある作品を貰った。早速、額を誂えて正月や吉日の玄関や稽古場に掛けていましたが、まだ、その書の良さや面白さがわからなくて、下宿から出る時に引越し代の一部と消えてしまった。(笑)
今回は、書の展示はなかったけれど、様々な青楓の作品を観ながら、森のおじさんの顔が思い浮かんできて、懐かしく嬉しい展覧会だった。
美術館を出ると丁度、お昼だったので蕎麦でも食べようと道を抜けて歩いていると、気になっていた映画のポスターが目に入った。

ヤン ヨンヒ の最新作「スープとイデオロギー」



上映時間がピッタリ合った!

年老いた母が、娘のヨンヒにはじめて打ち明けた壮絶な体験。
この映画を観れてよかった。

少し休もうと、久しぶりにライオンへ寄った。

店に入ると、カザルスの「鳥の歌」が流れ出して、思わず号泣しそうになった。
疲れてるのか、そのまま1時間も爆睡してしまった。
しかし、この店のいいのは、目が覚めてまわりのテーブルを見渡すと、大半の人たちが同じ形で寝ているところだ。
思わず笑ってしまった(笑)

今日も暑かったけれど、ゆったりとしたいい休日でした!
posted by 塩原庭村 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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