FBで、「7日間ブックカバーチャレンジ」と言うバトンを渡されて、自分の思い出の本を紹介してますが、今年、塩原庭村に改名にするにあたり、新たなスタートをきるために昨年の秋から、三七郎の時代のものは殆ど整理いたしました。最低限必要なものだけ残して、箪笥の中も分相応にいたしました。なんだかとてもスッキリして、早く整理しとけばと、なんとも気持ちのいいことでした。 ブックカバーチャレンジで今日ご紹介したのはこの一冊。 ![]() 「わたしのたんす」 花柳章太郎著 三月書房発行 昭和の新派の名優 花柳章太郎が著した「きもの随筆」です。 四月馬鹿名づけてきもの博士とや と洒落て即吟して出版の挨拶にした程の人でした。 四季折々の着物のことは勿論、歴史、舞台衣裳、冷やし染、やたら染、草木染、紫紺染や刺子、浴衣、帯のこと、名優といわれた役者の着物の逸話など、きもの 芸談と言って良いのではないでしょうか。 伊藤深水、木村荘八、藤原あき、比留間常洋、武原はん、伊藤熹朔などとの座談もあり、各々の着物の取合わせ、着こなしなどを語っています。今となっては大変貴重な贅沢な内容の一冊です。 私の宝物の一つとなりました。 iPhoneから送信 |
2020年04月27日
わたしのたんす
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