2019年02月09日

寒山拾得

今日は、家元のところへ行く電車に揺られながら、来週の演奏会で唄う「寒山拾得」を聴いていた。
この曲を聴くと、山雪や、いつか古美術屋で見た不折の寒山拾得図を思い出す。
山雪の画はグロテスクで奇怪な描写。不折は優しく可愛らしい画でしたが、どちらも寒山と拾得がそこにいる様で面白かった。
森鴎外の作品にも「寒山拾得」があって読んだことがあった。
読んだことのある友人達は意味が解らない、面白くないと言うけれど、自分にはとても面白い本だった。
寒山が文殊で捨得が普賢。
中々禅問答の様だけれど、自分が色々と出逢い、観聴、感じてきた人や事と繋がったりして
、ちょっと感動すらした作品だった。
長唄の作品に「寒山拾得」があるのは嬉しい。
この曲も思い出深く、大学の同期の杵家弥佑君の舞台で二人で唄う事があった。弥佑君の薦めで稀音家義丸先生の稽古に二人で伺わせて頂きました。大変細かく唄のことや曲の解釈の事など貴重な稽古して頂き大切な曲になりました。
来週は先輩の演奏会で、また四月には弥佑君の舞台で再び二人で唄わせて頂けます。

今月は「寒山拾得」 「養老」と普段中々出ない曲ですが、自分好みの曲を唄わせ頂けるので嬉しく、幸せです。

ありがとうございます!

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posted by 杵屋三七郎 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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