2017年08月21日

万太郎の浅草


先日、友人のからもらった中公文庫の新刊、久保田万太郎「浅草風土記」。
久保田万太郎が育った浅草。儚い夢の様な。読んでいて、なぜか胸が熱くなる。不思議なのんだけれど、読んでいるとその時代の人の言葉や会話、匂い、色をを感じる。
僕は埼玉生まれ埼玉育ちの田舎者だけれども、父母と東京で、父方は神田の衣料卸、母方の祖父の家は両国菊川町の頭だった様だから、そんな感覚が少し自分にも残っていて感じるのだろうか。父母は別としても、田舎育ちの僕には、こんな商売に入った位だから、歌舞伎や長唄の中に見える江戸や東京というものをもっと感じてみたい。
抱一や蜀山人、一蝶のなどの見た江戸、黙阿弥や一葉、荷風、露伴、そして清方や万太郎、荘八の見た東京…。
友人からもらったこの風土記は万太郎の見た東京が感じられる貴重な一冊。僕の宝物になった。

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posted by 杵屋三七郎 at 17:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
早速注文しました!

沢村貞子の「私の浅草」は読まれましたか?
ほっこりしてとても素敵な本なのでお勧めです☆
Posted by 鉄三 at 2017年09月04日 23:09
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